希望にあふれ活気に満ちた波止場の風景        (*戻るには左上の矢印をクリックする)  

   ここは、ブエノスアイレスの古い港町ボカです、19世紀後半にはヨーロッパ移民が大量にやってきて港は活気を呈していました。19世紀の半ばにはすでに黒人の奴隷は解放されていましたが、労働意欲の高い黒人達は、この町に留まり将来に希望を抱いて一生懸命働いていました。その様子がボカのカミニート通りの古い家並みの壁に、タイルに焼き付けた壁画として残されています。この作品はそれをヒントにしたものです。
    (作者: 樫村 慶一 さん)