<今日は k-unet です>2月号 No.52 Sent: Wednesday, February 15, 2006 10:43 AM
(2月号担当:樫村慶一)

この冬は、何十年振りとか、記録的とかの形容詞がつく寒さに襲われていますが、皆様お変わり ありませんか。 <今日はk-unetです>2月号をお届けします。

愈々冬季オリンピックが始まりました。緒戦の記録は期待はずれで散々です。テレビや新聞が騒ぎすぎたような感がします。1月の大谷さんの<今日はk-unetです>によると、丙戌(ひのえいぬ)年は笑う年になる」 となっています。皇室の慶事がそれの端緒になるのではと、期待する向きもあったでしょうが、それなのに日々腹立たしいニュースが続きます。東京神宮館発行の高嶋易断2006年版暦をひも解いて見ると、政治は、「変動多く多事多難、盛大に見えて内実に暗く、内外に険悪事が多発」と誠に悲観的であり、経済は、「時宜を得ず盛り極を過ぎて不調、表面的掛け声ばかりでなく経済構図の根底からの改革が必要、景気は、「一部は好調だが、偏りがあり全体的に回復せず行きつ戻りつの不況」 とのご宣託で、景気は回復との見方に水を差しています。社会情勢に至っては、「不安定で、世相乱れて人品下落、知能犯、凶悪犯続出で暗い」と、絶望的であります。笑う年どころか、泣きっ面にならねばよいなとさえ思います。昔の良き時代の復活などは望むべくもないようですが、せめて”目の黒い間”に、平穏な社会の再来を切に祈るのみです。

今年は、4月から地上ディジタル放送のワンセグが始まります。新聞などによるとこの分野はKDDIが先行しているように見えます。また東電と連携して光ファイバ−事業の共同展開を進め、さらには、CATV業界2位のJCNを吸収するとの話しもあります。極めつけは、秋に実施される「電話番号移動制度(スペイン語でnu'mero portatil、英語でnumber portability)]であると思います。時期が迫ってくると、また「乗り換え勧誘戦争」が激化することでしょう。株を持つことで僅かに繋がりが残る旧KDDですが、頑張っている姿が頼もしく思えます。

ところで私は、昨年春頃に、KDDIメタルプラスを申し込みました。そして、9月7日付で間もなく開通するとの案内がきて期待していました。そしたら5日後の12日、突然 ”NTTからだめだと言われた” という葉書が来ました。理由は後ほど分かったが、本来は申し込みを受け付ける前から、当然分かっていなければならない話しでした。今また、メタルプラスの宣伝を盛んにやっていますが、2度とこんな、信用を失うような事はしないでもらいたいと思います。今年は、色々な意味で重要な年なのだから、ちょっとしたミスもお客獲得にマイナスになりかねないものです。

1月下旬、妻と娘とラスベガスへ遊びに行きました。昨年の金婚記念に行くつもりだったのが、腹部大動脈瘤の手術で1年延期した旅です。旅行記はいずれk-unetのホームページに書こうと思っております。往復の全日空の機内案内に、旧KDDのロゴマーク(地球儀を2つ並べたもの)が書かれた航空電話のパンフレットがありました。押入れのダンボールの底から現役当時のクリスマスカードの束を見つけたような懐かしさを感じました。 娘が残してきた亭主へ国際電話すると言ってホテルで電話カードを買ってきて、掛け方を教えろと言いました。しかし、現役時代の電話機とは形も機能も違う。なんたって1,2年で驚異的に変貌する通信業界のことです、20年近くも遠ざかっていては分かる筈もありません。娘には馬鹿にされたけど、尻尾を巻いて降参しました。そういえば、今年1月末には米国のウエスターンユニオンが155年の歴史を持つ電報サービスを廃止したし、旧KDDの国際テレックスも昨年9月にその幕を閉じている。元プロの電信屋として ”電話は分からず、テレックスもなくなり、本家の電報も消えた今、ああ、なんと我等のKDDは遠くなりにしか”、如月の寒気に寂寞の感一入(ひとしお)であります。

≪同友会からのニュース≫
1.2005年4月〜2006年1月までの間に、新たに10名の方が同友会に入会されました。全員男性で年齢は59歳〜68歳、関東地区在住の方々ばかりです。
2.月例の幹事会で、「現行の幹事選出選挙よりベターな方法があるのではないか」と、フリー討論形式で侃々諤々(かんかんがくがく)やっています。

最後になりますが、1月25日 三須三千代さんが加入され、k-unet会員総数は336名になりました。発足当時の目標は、同友会会員数の1割を目標にしていましたが、同友会会員数の減少もありますが、現在ではすでに2割を越え、着実に発展しております。今後も益々のご声援をお願いいたします。
   では、皆さん、来月またお会いしましょう ごきげんよう (2/15記)