k-unet 会員の皆様へ

 暑中お見舞い申し上げます。

白い夾竹桃

ようやく梅雨が明けたと気象庁の発表がありました。夾竹桃も満開。白が爽やかですね。鎮魂の夏ですが、最近のテレビのけたたましさや殺伐なニュースを見聞きするにつけ、家族の問題、教育の問題など考えさせられる事の多いこの頃です。


先ごろW大学の留学生であるマレーシア大学の先生と話をする機会がありました。経済学ドクターコースのこの先生は、独立して50年経っても大きな進展のない自国の現状から、明治維新後の半世紀、並びに大戦後のわが国の急速な経済発展の原動力は何だったのかと熱心に聞いてきました。
両方の時代共に、国を近代化して外国に追いつき追い越せの精神に基づいた政策があったこと、並びに全国的にあまねく普及が図られた基礎教育が底辺にあったからではないかなどと話しましたが、英語で書かれた歴史書にはその辺の背景が全く書かれていないそうで、私のような戦中戦後に生き、通信技術開発に関わってきた人間に具体的な経験を聞きたかったようです。
色々な要素のからむ大きな問題で、専門外の私には答えようもない命題でした。どなたか詳しいお方がお出ででしたら、是非教えて頂きたいと思います。


会員数の増加

さて、お蔭様でk-unet会員数は7月末で356名を数えるに至りました。過去の総会記録から各年の会員数を調べてみましたら、図に示すように、毎年ほぼ40名づつ一律の伸びを記録している事が分かりました。図の直線は、会員数をy、発足以来の年数をx としてできる一次方程式

y = 28 + 40 x

です。x=8として検算してみますと、y=348となります。実際には今年4月末には339名でしたから少し多めに出ますが、こんな簡単な式でかなり正確に表現できるとはチョッとした驚きですね。



閑話休題。会員の数が多ければよいというわけではありません。ホームページを何とか皆様に楽しく見ていただきたいと、世話人のボランティアが試行錯誤の努力をしておりますが、勉強すればするほど、会員の総意を満たすことの難しさを感じています。
皆様の絶大なるご協力をお願いしつつ、暑中お見舞いとさせて頂きます。

2006年8月1日
k-unet 代表 佐藤 敏雄
t-satoh@ieee.org
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