暑中お見舞い


ひまわり

k-unet会員の皆様。暑中お見舞い申し上げます。今年の夏は太平洋高気圧の張り出しが鈍いようで、仲々スッキリした青空になりませんが、蒸し暑いですね。 東北から北海道での長い大雨が気になります。

昨日、8月1日は、故郷、長岡の戦災記念日でした。2日と3日には名物三尺玉が呼び物の花火大会があります。戦災復興の景気付けとして始められたのですが、花火が焼夷弾の火災を思い出させるので、1日を避けての開催となった市民の気持ち、お分かり頂けますでしょうか。

昭和20年8月1日、蒸し暑い夏の夜、中学1年だった私は夏風邪で熱を出し寝込んでいました。突然の空襲警報で父母と妹の4人で外に飛び出しましたが、避難を予定していた平潟神社に向かう道筋は燃え盛る火炎で通れず、やむなく反対方向の神明神社へ。しかし境内の防空壕はすし詰めで入れず、火の手に追い立てられて裏の柿川に飛び込んだのですが、これが生死の分かれ目となりました。防空壕に入った人達は、燃え落ちる工場の火勢が強く出るに出られなかったのです。やがて迎えた終戦。その後の苦労話は筆舌に尽くせませんが、空襲で死に損なったこの経験は、その後ずっと陰で私を支えて来てくれました。戦争は絶対にしてはなりません。

閑話休題。福田内閣が「大改造」を行いました。選挙目当てなのか、何をするのか良く分かりません。野田聖子さんが返り咲きましたが、ジュネーブのインマルサット総会だったでしょうか、当時郵政大臣だった彼女がJapan Dayのイベントで和太鼓を叩いてくれた姿が印象的でした。反郵政を翻して再度入閣したからには、しっかりとやってもらいたいものです。

さて、北京オリンピックが始まります。大気汚染も気になります。チベット問題や聖火リレーの大混乱も含め、中国のやり方には大きな違和感があっていまひとつ楽しめませんが、日本選手の活躍を祈るばかりです。ホームページの「KDDI誌7月号概要」で紹介しましたが、北京五輪の中継はKDDIが一手に引き受けているようで、頑張れ日本、がんばれKDDIと応援いたしましょう。

熱い、暑い話ばかり書きましたが、ゴルフの女子プロ3人娘が大健闘ですね。英国のゴルフ場の深いラフを思い出しますが、大したものです。唯一の爽やかなニュースでしょうか。冷房の効きすぎた部屋での観戦はエコにも反します。そこで風邪でも引いたらとんでもない!大いに気をつけて、この暑い夏を乗り切ってください。 k-unetも一層頑張ります。今後ともよろしく応援をお願い致します。

2008年 盛夏
k-unet代表 佐藤 敏雄


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