パソコンの失敗経験に学ぶ:

教訓:
1.パソコンは故障する。過信は危険。
2.大事なデータは必ずバックアップを:
3.データのバックアップは、外付け HDD か定期的な CD-R/RW 又は DVD-R/RW へ記録を。

Windows Meで買った PC を Windows XP にバージョンアップする際に、主記憶 128MB のメモリーでは動作が重たいので、I/O Data 製の 256MB を増設した。
半年位経って、これの一部おかしくなり (後で気が付いたのですが)、あたかもウイルスに侵入されたような症状で、段々メモリ−内容が変わってきて (Main Memory を Data が通過するたびに Data 内容が破壊される)、試行錯誤を繰替えしている内に、リカバリーせざるをえない状態となった。
最初は何とかデータ領域のD領域のメモリー内容を残して、プログラム領域のC領域だけのリカバリーを試みたが上手く行かず、止むを得ずD領域も含めてセットアップしなおし、という情けない結果になり、D領域にあった2年分のデジカメの画像を失ってしまった。

しかも Windows Me がオリジナルの PC であった為、先ず、Windows Me でリカバリーしてから、改めて Windows XP に Version Up する為、うっかりすると丸一日の作業になり苦労した。

お蔭で、リカバリーに詳しくはなったが、「取説説明書」 にリカバリーの再セットアップに一行 「ハードウエアは購入時の状態でセットアップすること」 とでも注意書きがあれば苦労しないで済んだのだが、最終的に、追加した 256MB のメモリーを外して、やっとまともにセットアップが出来、犯人が増設したメモリーである事が判明した。

この過程で、
以前から友人に、「外付け HDD にデータはバックアップすべし」 と云われていながら、まあ大丈夫だろうと、多寡をくくって、延ばし延ばしにしていたのが祟りました。
I/O Data は 無償で保障期限内の 256MB を新品と取り替えてはくれましたが、失った2年間の画像情報は戻りません。

これに懲りて 120GB の外付け HDD を取り付けて、D領域のデータは常に同時に外付け HDD にバックアップしている。もっと完全を期すれば、さらに定期的に CD や DVD に移して置くことが望ましい。
先のトラブルの際も、CD-R に入れておいたデータは救われた。

まだ、バックアップ機能を持っていない方は、直ぐにも HDD を購入してデータのバックアップをする事を強くお勧めする。多寡が¥15,000 から¥20,000 程度であるから。データを失うより打撃が少ない。

Windows SP-2 のトラブル:
1.友人の経験である。平成16年夏、ウイルス対応用に Microsoft から SP-2 がダウンロードで提供開始した。このダウンロードが 100% 上手く行っていれば問題がなかったのかもしれないが、メールが出来なくなったりのトラブルに巻き込まれた。
平成16年10月からこの CD-ROM 版がパソコン・ショップから更には郵便局で無料配布が始った。相談を受けたので、近くの郵便局で貰ってきて、友人に郵送。友人はこれを使って、SP-2 を入れ替えて問題は解決。 重要なソフトのダウンロードは慎重に。
なお、平成16年秋以降に発売されているパソコンは、全て Windows XP、SP-2 Version です。

2.SP-2 を入れてから、外付け HDD の電源自動連動が効かなくなった。メーカーに問い合わせたら、「データ伝送は SP-2 に対応しているが、電源連動は確認していません」 との何とも不甲斐ない返事。ちなみにメーカーは Buffalo の製品。
新規に購入する際は電源連動も要確認。(H17.01小関)

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