☆ 高齢者 運転免許更新のお話 ☆
半年前のことです。運転免許更新の日が迫ってきましたので、誕生日の1ヶ月前、4月に近くの教習所に行き、更新に必要な高齢者講習を申し込みました。ところが予約が一杯だから6月になりますとのこと。それでは期限が切れてしまうと言うと、先ず警察署に行って手続きをして下さいと言います。そこで自分で撮影した写真を用意して警察署に行ったら、免許証の裏にドンと大きなハンコをつき、6月某日に所定の教習所で講習を受けてから来て下さいということで取り敢えず一件落着です。
さて、その続きのお話。予約を確認して講習に行ってきました。この高齢者講習の詳細は、森さんが「こんにちはk-unetです」の5月号に詳しく書いておられます。運転技能や法令の講習については、私も全く同じ感想を持ったのですが、大きく異なるのは年齢です。75歳以上の者は「講習予備検査(認知機能検査)」なるものがあることです。悪評高いこの検査、遂に自分もやらされることとなりました!。が、もう一つ気に入らないことには、74歳までの方の更新手数料は5800円、75歳以上は5350円だそうで、高齢者を優遇していると思いきや、認知機能検査の手数料が650円上乗せされて、計6000円なり!
この検査は認知症であるかないかの検査ではなく、記憶力、判断力の判定をするのだそうですが「人を馬鹿にするな!」。幸い?無事に問題なしと認められ、更新を完了しました。
更なる後日談です。この検査、恐るおそる受験したのですが、何と警察が検査の詳細をネットで公開しているのです。全く同じ問題! しかも検査のやり方から採点基準に至るまで、一言違わず、解答用紙まで用意されているのです。お気づきでしたでしょうか。神奈川県の方は、
http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mes83081.htmでご覧になれます。ご丁寧に政府インターネットテレビへのリンクも作られており、動画でしつこいまでに解説しています。未だの方はこれで予習?して行かれたらどうでしょう。終わった方も念の為にご覧遊ばせ。16枚の絵を覚えさせ、次に、時計の絵に現在時刻を記入させた後で、さて「さっき何の絵がありましたか?」ですって。面白いですよ。
免許更新の序にもう一つ。東京では2007年から、その他の大半の県では2009年からICチップ付きの免許証になったことです。外見は殆ど変わらず、どこにチップが入っているのかも分かりません。僅かに厚くなったようです。2つの暗証番号を登録させられました。あらゆる情報が書き込まれているそうで、免許証をよく見ると本籍地の欄が空白になっています。お気付きでしょうか。企業年金ユニオンの方が、米軍基地で買い物をする時必要だったと書いておられます。他にどんな場合か知りませんが、暗証番号が必要になることがあるそうです。
世知辛くなったものですが、ボケも始まります。気をつけて運転しましょう。