今月のお知らせ

■ 会員の状況

12月に大桃 善一郎さん、加藤 次雄さん、櫻井 富雄さん3名の方がが入会されましたが、会員の小堺 マリ子さんが12月7日にご逝去されたため、会員数は、520名となります。

■ k-unetパソコン研修会

次回は2月6日四谷地域センターで開催予定です。テーマは、「最近のメーラー事情」と「外付けメモリーの使い方」とし今回は、研修担当の本間 強運営委員が講師を担当します。

 なお、3月は、6日(火)に町田市民フォーラムで開催予定です。詳細は後刻、ご案内いたします。



今月のコラム

担当:西澤 太郎

寒中お見舞い申し上げます。

厳しい寒さが続きますが、皆様、お元気にお過ごしでしょうか。 辰年は良いことが多い年とよく言われますので、今年は大いに期待したいものです。

昨年末にKDD同友会が解散し、k-unet も今年は、大きく変わろうとしています。k-unet の組織・運営・HPのリニューアルなどについて作業を進めているところです。 皆様のさらなるご支援、ご協力を宜しくお願い致します。

☆ 使えなくなる一部の古い携帯電話機 ☆

昨年の初めころに私が愛用しているauの携帯電話機が2012年7月24日から使えなくなるとの通知を受取りました。周波数の有効利用のために、「800MHz帯」(810〜958MHz)の周波数を再編成することが理由のようです。
 このため、この周波数帯を使っている一部の携帯電話が使えなくなるということで、対象となる携帯電話機は、ドコモ:約163万件(2012年3月末)、au:約500万件(2012年7月末)とばかにならない数です。
 現在この周波数帯には、ドコモ(NTTドコモ)とau(KDDI)の一部機種、地域防災無線などの無線システムが細切れに混在しています。ソフトバンクは別の周波数帯を使用しているため今回の再編の影響は受けないそうです。
 これを再編してNTTドコモとKDDIに15MHzのブロックをそれぞれ2つずつ割り当てることによりビル陰、山間部でも電波が届きやすい:900MHz帯(使い勝手の良さからゴールデンバンドまたはプラチナバンドと言われる)にまとまった大きな空白地帯を創り出し、新たな利用に供するのが目的です。
 電波という有限の資源を有効に活用するためには今回の再編は、避けて通れないことかもしれませんね。末端の利用者の不都合は別にして。周波数割当の詳細について興味のある方は、以下のサイトをご覧ください。
( 各周波数区分における具体的取組 ) [770〜960MHz]
 いま私が機種変更を迫られている中でどうせなら従来の携帯電話機より最新のスマートホンにしようかと考え始めています。
 その時気になっているのが、高速な無線通信を提供するWiMaxテザリングなどの機能、利用目的と料金のバランス、機種の選択で、なかなか決断できずにいるうちに約半年後の期限7月24日が迫ってきました。
 さてどうするか、そろそろ決断しないと。

☆ 東京スカイツリーと地デジ用アンテナ ☆

またまた無線の話で済みません。昨2011年に地上のTV放送は、デジタル化に完全移行されましたが、我が家のアンテナは、既存のローカル局向けのUHFアンテナをそのまま使って済ませました。
 ところが、今年に東京スカイツリーが営業を開始し、テレビジョン放送(地デジ)の送信所が東京タワーから東京スカイツリーへ2015年1月頃に移行することになっています。( 移行計画
 少しばかり無線の知識がありますので、そろそろアンテナを新しいものにする工事を考えて、面白半分に埼玉県桶川市の自宅から新旧二つの送信所への方位角を計算してみました。といっても便利なサイトがあり、2地点の正確な位置情報(緯度経度)を入力すると答えを出してくれます。( 地図上の2点間の最短距離と方位角を楕円面上で求める
 正確な位置情報(座標:緯度、経度)も Google Map を利用したサイトで簡単に得られます。自宅から見た、現状と移行後の方位の差は、予想していた5度程度より大きいものでなんと約11度(-11d55m44.58015s)と判りました。
 通常のアンテナの半値幅からすると問題になる程ではありませんが、自宅の現状ではチャンネル4は、限界すれすれで時々受信できない場合がありますので、アンテナの更新工事は必須のようです。
 電波の伝わり方は、複雑でいろいろな要素が相互に関連しますが、埼玉県桶川市で約11度変わるということは、もっと東京寄りでは、更に大きな変化が発生することになります。
 しかし、送信所に近くなれば電波は強くなりますので、方位の違いは許容できる可能性がありますが、環境によっては、受信できなくなる可能性も考えられます。
 皆様のお宅ではどうでしょうか。



あとがき

この冬は、悪いインフルエンザが流行しているようですので、体調に充分気を付けて、冬将軍に負けずに乗り切りたいものです。
 次号は、運営委員の本間 強さんの担当です。

以 上