ウイルスの感染ルートとしては、電子メールが一番多く、6割程度を占める。その次が、インターネット接続でのホームページ閲覧中の感染が、約2割である。
そこで、迷惑メールへの対処方法が重要になるが、一見して迷惑メールとは見えず、間違いメールを装いながら、親切心から受信者が間違いを指摘する返信メールを送るのを狙うものもある。知らない送信者からのメールに、不用意に返信することは避けたい。
ネット詐欺には、悪意のあるホームページに接続しただけで、すぐにそのページを閉じても不正請求を行ってくるワンクリック詐欺、いかにも正規の金融機関などのホームページを装いながら、口座番号や暗証番号の入力を求める、フィッシング詐欺などがある。騙しの手口はより巧妙になってきており、一時の好奇心から怪しげなホームページに接続したり、ホームページ上のフォームに個人情報を書き込むことは、大変危険な行為である。
安全にパソコンを使い、インターネットを楽しむために、
- Windows Update
- ウイルス対策ソフトウェのデータ更新
の2点は、必ず実行しましょう。
それでも、対策ソフトウェアを潜り抜けてくるウイルスも考えられるので、メールの添付ファイルはダブルクリックで開かずに、そのファイルに対応したソフトウェアから、開くようにしましょう。これによって、偽装されたファイルを誤って開いてしまうことが避けられます。
第2テーマ「Q&A」では、