<今日は k-unet です> 8月号 No.58 Sent: Sunday, August 20, 2006 05:55 PM 夏の甲子園の延長15回引分け決勝戦を固唾を飲んで観ていて、すっかり暑さを忘れていました。 小生、今年の4月のk-unet総会で「ネットとパソコンの最近の話題」という講話を担当し、特に‘Google vs. Microsoft’の展開が今後の中心的な動向となるのではと解説したのですが(http://k-unet.org/private/0418.pdf 参照)、その後の展開は予想以上で、Googleの新サービス展開のニュースを一通り読むだけでも精一杯な状況が続いている有様です。 身近なニュースとしては、「KDDIがGoogleと提携」と報じられたので、皆様もご記憶に新しいところでしょう。auケータイで「EZトップメニュー」を開くと最初にGoogleの検索窓が表れるようになり、ケータイによるインターネット・アクセスもPC並に検索機能が先ず利用されるという時勢なのですね。 「こちら側」(PCにアプリケーション・ソフトをインストールする従来型で、Microsoftのビジネスが典型)と「あちら側」(インターネットを通しサーバーによりサービスを提供する形態で、Googleに代表されるビジネス)と称されるサービスは、渾然としてドックイヤーに相応しく猛烈なスピードで進展しています。 「こちら側」の代表格の新Windows OSの「Vista」の登場がいよいよで、どうなるか興味津々ですが、「あちら側」の新技術はさらに凄いことになりつつあり、その一片を紹介しますと・・・「YouOS」(https://www.youos.com/)というサイトにアクセスし、ユーザー登録すると、ブラウザ画面がデスクトップとなり、OSのように働き、そこからワープロや表計算ソフトが使えるのです。今後、PCでブラウザさえ動けば何でも出来るのではと予感させます。また、「講話」でも解説したブラウザでワープロ機能をサービスしているWritely(http://www.writely.com/)は、つい最近、ユーザー登録を再開し、誰でもフリーで使えるようになっています。「MS Word」等のワープロソフトがない環境でもインターネットにつながっていれば、「Word」コンパチブルな文書を作成・編集できるのです。まだ試しておられなかったら、一度試みられては如何でしょう。 「あちら側」のサービス、しかも無料のものが驚くほど多く展開されています。こういうアプリが可能になったのは、高速インターネットアクセスと高速な端末(PC)の広範な普及に寄るのですね。 ここではほんの一片の紹介しかできず、お分りにくいかと思いますが、この辺で止め、またの機会に。 本号での会員の皆様への報告事項は次のとおりです。
◆1.新入会員
◆2.谷充雄さんからご寄付 以上 来月の担当は山本世話人です。 |