< こんにちは k-unet です >10月号
No.108 2010/10/22
担当:北野志津子
芸術の秋、馬肥ゆる秋を迎えました。そろそろ夏の疲れが顕著に現れる頃ですが、皆様にはお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。この夏は本当に暑くて辛い思いをされた方が多いのではと危惧しています。 今年、我が家で画期的だったのは南側の窓でゴーヤのグリーンカーテン作りに成功した事です。苗は試みに小さな鉢に植えてネットを上から下げてみたのですがゴーヤは窓辺につるを左右に伸ばして日よけの役目を充分に果たしてくれました。葉の形が優しいので全体として柔らかな雰囲気になりとても気に入りました。肝心の実の成果は期待していなかったのですが10本程生ってくれたので炒め物にしたり、ご近所に差し上げたり。来年はもっと植えようと意気込んでいますが地植えの場合は連作が出来ないと聞きました。今度はプランターを利用して窓辺一杯に広げてみるつもりです。
☆★日本人2人のノーベル賞受賞
2年ぶりのノーベル賞受賞のニュースに日本列島は喜びに包まれました。この所、恒常的に暗い話題が多く気持ちが沈みがちでしたが、お2人の受賞は力強く明るい話題となりました。医薬品・有機EL(次世代照明と期待される)など生活を支える製品を画期的な炭素の合成法「クロスカップリング」により考案され、今回の受賞となりました。受賞者のお一人鈴木章先生は「この発見が広く皆さんに利用されるよう」と特許を申請なさらなかったとか。先生の業績も素晴らしいけれど、このような立派なお考えの方が日本にいらっしゃる事を誇らしく思います。根岸英一先生は「若い内に世界から日本を観る体験を」と内向きになりがちな今の若者に良いアドバイスを下さいました。またお2人は「資源の無い日本のような国にとり理科系の発展は重要」との大切なメッセージも下さいました。
尤もこのような、かた苦しいメッセージではなく「科学は、メッチャ面白いで、自由奔放にやってみなはれ」といった言葉で若者を惹き付ける事が大切なのでは・・・と仰っている大学の先生のご意見もありましたね。
いつもの事ながらこの種の報道を伝えるメデイアの対応は旧態依然です。「我が局こそは面白い話題を引き出そう」と躍起になり深夜まで同じような質問を投げかけ先生方の体調などお構いなし。一歩進で共同記者会見というような形で負担を軽減して差し上げる事はそんなに難しい事なのでしょうか。
☆★地底からの奇跡の生還
世界中が固唾を呑んで無事な生還を祈った甲斐があり落盤事故に遭われた33人の方は全員救出という嬉しい結果で一件落着しました。これからが彼らにとっての正念場が始まると思われます。「有名人としてではなくただの作業員としてみてほしい」との真っ当な気持ちを持ち続け第2章を乗り切ってほしいと思います。今後、世界の何処かで不測の事態が起こる事は充分考えられます。この貴重な体験で得た危機管理上のノウハウを共有していただきたいものです。今や世界は一つなのですから。せめてこの秋はワインを購入してチリを応援したいと思います
ボジョレーを待たずに祝うチリワイン よみうり時事川柳から
☆★今月のお知らせ情報
■ k-unetパソコンアート・コンテストのメール投票受付中
すでに応募は締め切られ、現在全応募作品をホームページに掲載し、入賞作品選考のためのメール投票を実施中です。是非投票にご協力を!詳しくは、ホームページ「お知らせ」欄「PCアートコンテスト投票開始!」の項をクリックしてご覧ください。メール投票の締め切りは11月25日(木)正午まで。翌26日のサロンk-unet(料理教室)で入賞作品を最終決定し、発表します。投票で各賞すべてを的中出来た方には、素敵な“パウル賞”も用意されています。
■ 第6回パソコン研修会
11月18日(木)13:30〜 開催場所はまちだ中央公民館 詳細はホームページへ
■ サロンk−unet 料理教室は「新そばを打って味わう」
11月26日(金)10:30〜 四ツ谷地域センター11階 調理工作室
新蕎麦は、好評につき再登場です。
■ 会員動向
9月末に本田宏淵さん、10月には根本弥さん、於保靖子さんが入会されました。
また10月10日には会員・伊藤正明さんが逝去されましたので、現在k-unetの会員数は
508名です。
■ <こんにちはk-unetです>は、来月から『 k-unet マンスリーレター』として、
新装「掲示板」とも連携した形で、新しくスタートします。
■ 来月発行の 『 k-unet マンスリーレター』 第1号は、京極世話人が担当します。
以上