【KDDI誌 2010年2月号 概要】

KDDI 誌 2月号表紙
1. KDDI NEWS
  • (1) 新グローバルICTソリューション
    TELEHOUSE HANOIと KDDI GLOBAL IP-VPNエコノミーを発表

  •  
     前者は、ハノイでベトナムのFIS社並びにオリンパスグループとで3月からサービスを開始するデータセンター。 これでTELEHOUSEの海外拠点は、9地域・10都市・16拠点となる。
     また後者は、企業向けデータ通信サービスの新メニューで、
    米国のVirtela社との提携により、世界120カ国で提供するDSL
    回線を使った割安なネットワークサービス。

  • (2) 日本・シンガポール間に SJCケーブル建設で合意

  • 12月10日、米国のGoogleやフィリピンのGlobal Telecomなど6社共同で、光ケーブル「South-East Asia Japan Cable(SJC)」を建設することで協定を締結した。

    SJCケーブル
  • (3) UQ WiMAXに2段階の新料金プラン「UQ Step」を導入
     UQコミュニケーションズは、12月18日から2段階定額の新料金プランを提供開始。 基本使用料は業界最安。

  • (4)「ガンガン学割」など学生向け中心に
       au春のキャンペーンを実施

  •  1月20日、学生とその家族の新規契約者を対象に、au携帯電話の基本使用料月額390円を、最大3年間割り引くキャンペーンを発表。

  • (5) KDDI上海が開業式を開催

  •  昨年10月に開業したKDDI上海。12月3日に、60人余のお客様を招いて開業式を開催した。
    これで海外拠点数は、世界で23地域、49都市、63拠点となった。

  • (6) KDDIアメリカが「ケータイ教室」を開催
  •  昨年12月18日、ニューヨークおよびニュージャージーの日本人学校の生徒・保護者を対象に「KDDIケータイ教室」を
    開催し、好評を博した。

  • (7) Kスタで「キット、サクラサクよ。2010」キャンペーン
  •  1月8日から2月10日まで、受験生を応援するキャンペーンをKDDIデザイニングスタジオ(東京・原宿)で開催。
    「サクラサク占い」や絵馬のスクラッチで、桜の絵が出ると「キットカット」が当たるなどのイベントを実施。

  • (8)「JCNグループ コンベンション2009」を開催
  •  1月15日、JCNグループ18社が一堂に会するコンベンションを開催。 冒頭、近藤一朗社長が、「ケーブルテレビ
    業界は厳しい環境にあるが、地域の喜びと豊かさの創造にどのように貢献すべきか、原点に立ち返って考えていく
    必要がある」と挨拶。
    ヨガ

  • (9)au Smart Sports Fitness で、ヨガイベントを開催
  •   昨年12月14日から1月31日まで、ヨガをする女性を応援するキャンペーン「おうちヨガサロン」を実施。1月13日には、ザ・ペニンシュラで、俳優の成宮寛貴さんと抽選で選ばれた丸の内に勤務するOLの皆さんが、「au Smart Sports Fitness」を使ってヨガの実演を行った。

2.2010年度 年頭方針発表

 1月7日、2010年度年頭方針が発表された。

 Challenge & Change
 マスタープラン作成に当たっては、「攻め」と「守り」を明確にし、伸ばすべき成長分野は、徹底的に伸ばしてほしい。

 減収減益になったのは、KDDI発足以来、初めて。
 
 市場環境
 通信市場の成熟化が進み、通信料収入は逓減傾向にある。
 モバイル・固定市場共にブロードバンド化が進み、アクセス回線のシェア獲得が競争の中心。
 法人市場は、景気後退の影響で、売り上げが鈍化。

 
 コスト構造の改革
 固定セグメントでの黒字化を必達する必要がある。
 相次ぐ合併で肥大化したネットワークのスリム化が必要。

 
 新規分野
 新たな価値創造に向けてチャレンジする。
 FTTHの拡充。
 海外での事業展開。

 
 なお、興味深いデータが多く掲載されているので、別途ホームページで紹介する。


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