冬季五輪史上最多の82カ国・地域が参加した「第21回オリンピック冬季競技大会」。
KDDIは、NHKと在京民放で構成される「ジャパン・コンソーシャム」
から、バンクーバー・日本間の映像・音声・IPなどの国際中継伝送
業務を一括受注し、日本・バンクーバー会場間の通信回線をすべ
て提供した。
回線は光海底ケーブル「Japan-USケーブル」と「TGN-
Pacific(タタ・
グローバル・ネットワーク)」の2ケーブル
システムにより構築された。
バンクーバー市内の国際放送センターには社員6名が常駐。1月下旬からは24時間対応、9人体制で運用した。また
日本側では、サービス運用、放送局との連絡等に延べ70人もの社員が参加した。
背景が白一色の映像は、コントラストをきれいに出すのが非常に難しい上、アルペン競技やスケート、ボブスレーなど
動きの早い競技が多いが、この過酷な要求に見事に応え、ジャパンコンソーシャムからも高く評価された。
KDDIアメリカは、米国のMVNO「Locus Telecommunications」と「Total Call International」への出資についてそれぞれ
1月19日と1月21日に合意した。各社の発行済み株式の51%を取得し、連結子会社化する。これでお客様の対象が
非日系市場にも拡大する。移民ビジネスにノウハウをもつ両社は、米国で約7万の移民コミュニティ向け販売チャネルを
通じてプリペイドによる携帯電話事業を展開している。Locus社は、主にメキシコや韓国からの移民を、またTotal社は
主にグァテマラやフィリピンからの移民を顧客基盤としている。2013年までに、携帯電話契約数を現在の30万件から
100万件に引き上げ、全米トップ10入りを目指す。
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