6月11日から7月11日まで、南アフリカ共和国で「サッカーW杯」が
開催されたが、KDDIは、NHKと在京民放で構成する「ジャパン・
コンソーシャム」からヨハネスブルグ経由KDDI大手町までの国際
中継伝送業務を受注。日本でのW杯関連放送を、自社回線を
使って伝送した。

　競技映像は、図の
ような東西2ルートで
冗長を組み、更に
ロシア経由のケーブル
回線と衛星を用いた
バックアップ回線
が準備された。
ヨハネスブルグの
国際放送センター
には社員5名が常駐。
日本側でも延べ
70名の社員がオール
KDDIで臨み、高い
評価を得た。

　最近、人気の高い、皇居周辺を走るランナーのため、7月10日、au 携帯電話と連動したランナー向けシャワー施設
「Run Pit by au Smart Sports」（Run Pit）が毎日新聞社との協業により、皇居前のパレスサイドビル1階にオープン
した。
　「Run Pit」は、女性用シャワーブースに個室の着替えスペースを設け、パウダールームも広い。走った距離に応じて
「Run Pitポイント」を貯められ、各種割引券がもらえる他、利用料金を au の請求書と合算するなど多彩なサービスが
利用できる。

　6月24日、個人向けでは au 初となるスマートフォン「Windows phone IS02」が、全国一斉に発売開始され、記念
イベントが催された。また、Android 搭載スマートブック「IS01」は、6月30日に発売開始。

　7月1日から、中小企業のための会員制サポートプログラム「KDDIまとめてオフィス」を全国一斉に提供開始した。この
プログラムは、電話通信サービスや各種ソリューションサービスをはじめ、通信やOA機器の導入、設定、メンテナンスに
至るまで、IT環境をまとめて提供する。

　7月13日、iida の新機種「LIGHT POOL」と「LIFESTYLE PRODUCTS」６アイテムを発表。

　総務省の「ユビキタス端末技術の研究開発」プロジェクトの成果として、日立製作所と共同で携帯電話に超小型・
低消費電力のUHF帯RFIDリーダ/ライタを搭載した「ユビキタス端末技術」を開発した。日立はICチップとアンテナ内蔵
モジュールの開発を、KDDIは、RFIDリーダ/ライタ機能を実装するためのソフトなどを開発。

　KDDIは、メトロポリタン・オペラの2011年公演を特別協賛しているが、6月25日には、同公演の記者発表を都内ホテル
で行うと共に、「ピーターゲルプ総裁講演会と未来のスターコンサート」を東京オペラシティコンサートホールで開催。

　7月14日〜16日、ビッグサイトで開催されたワイヤレスジャパンで、「MediaFLO」や「LTE展開計画」「auフェムトセル」
など、ワイヤレスインフラ整備の取り組みや、最新の移動通信技術の展示を行った。初日には小野寺社長が「心地よい
ICT環境を目指して―KDDIの取り組み」と題する基調講演を行った。