- (1) 「KDDI∞Labo」第2期プログラム開始を発表
第1期の最優秀アプリは「ソーシャルランチ」
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12月14日、「KDDI∞Labo」第1期プログラムの最優秀アプリの発表会・表彰式が行われた。このプログラムは、スマートフォン向けのプロダクトやアプリケーションなど、世界に通用するインターネットサービスの開発や事業化を集中的に支援する3か月間のプログラム。参加チームには、KDDI六本木事務所内のスペースの提供や、サービス開発に必要な端末やサーバーが貸与されるほか、事業化に関するアドバイスも受けられる。
今回は2011年8月から10月に行われた第1期プログラムに対するもので、応募した100社近くから5チームが参加したが、独自性、市場性、完成度の観点から、シンクランチ(株)が開発した、Facebookの利用者同士でランチ相手がセッティングできる「ソーシャルランチ」が最優秀アプリとして選ばれた。第2期は2012年3月〜5月に実施される。
- (2) 米国FCC委員長一行、小野寺会長を表敬訪問
11月18日、日本政府や通信事業者などと情報通信政策に関する会談を行うために来日した、米国FCCのジェナカウスキー委員長が小野寺会長を表敬訪問。小野寺会長から、日本国内のブロードバンド市場と情報通信政策の動向や、災害時・緊急時の取り組みに関するプレゼンを行うとともに、最新のモバイル事情、国際的なインターネット政策の動向などについて意見交換が行われた。
- (3) タブレット端末と動画アプリ 教育現場での実証実験
12月2日、横浜市立白幡小学校で、タブレット端末「MOTOROLA
XOOM」と動画アプリケーションを使った授業の実証実験の模様が教育関係者に公開された。新規ビジネス本部が、昨年10月から実証研究を行ってきたもので、同校は、横浜市教育委員会が提唱する教育改革のモデル校「パイオニアスクール横浜」の指定校。公開授業では、児童3人が1グループとなり、夫々が興味を持っていることを紹介。その様子を動画アプリケーションを使って録画・評価しあった。
このアプリケーションには、2画面比較機能があり、体育の授業などで、お手本と自身の動きの違いを動画で確認することもできる。
- (4) 災害時を想定した運用技術向上の一環
「車載型基地局運用スキルコンテスト」を実施
KDDIは、大規模災害発生時に、早期にエリア復旧ができるよう、移動電源車、車載型基地局、可搬基地局の配備拡充を進めている。12月6日、技術統括本部
運用本部が、災害時を想定した車載型基地局の設営から運用開始までを審査するコンテストを、川崎市の多摩川河川敷で実施した。全国13のTC(テクニカルセンター)から選抜された、仙台、小山、名古屋、広島の4チームが参加し、1チーム4人で構成された班員が、車載型基地局の準備、移動、設置、衛星回線確保、アンテナ取り付け、無線装置のセッティング、立ち上げなど、本番さながらに基地局設営を競った。
- (5) JCNグループのお客様を招待 JCNプレミアコンサートを開催
11月21日、ジャパンケーブルネット(JCN)はグループ18社のお客様1000組、2000名を招待し、東京赤坂のサントリーホールで「第7回JCNプレミアコンサート」を開催した。ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の前コンサートマスター、ダニエル・ゲーデ氏率いる弦楽四重奏の演奏を堪能して頂いた。会場では東日本大震災の被災地支援のための募金活動も行われた。
- (6) 仙台「光のページェント」に auツリーで復興への希望の光
仙台の冬の風物詩、「SENDAI光のページェント」が、12月2日から31日まで開催され、市内のケヤキ並木に46万個のイルミネーションが輝いた。今回のスローガンは、「光の和、想いをひとつに!」。津波で、保管されていた電球55万個が全損したが、全国からの支援を受けて開催された。
コンシューマ東北支社は同イベントの一環である「シンボルツリー・auツリー」に協賛。今回は8回目の協賛で、市民にも「auツリー」は定着している。仙台市勾当台公園市民広場に高さ30mのヒマラヤ杉を電球装飾した国内最大級のツリーだ。
- (7) AR(拡張現実感)の日常化を目指し、新ブランド「SATCH」を立ち上げ
12月15日、KDDIは「SATCH」(サッチ)の立ち上げを発表。「SATCH」は、(情報を)察知する、サッと(ケータイを)かざしてチェックするという意味の造語。「世界は見えているより、もっと楽しい。」をキーワードに、より身近で便利なARアプリを提供していく。
- (8) 法人向けネットワークサービスが 3年連続「顧客満足度1位」
11月4日、調査・コンサルティング会社「J・D・パワー・アジアパシフィック」は、2011年度日本法人向けNWサービス顧客満足度に関する調査結果を発表。KDDIのWANサービス(KDDI
Wide Area Virtual
Switchなど)が、3年連続で「総合満足度1位」を獲得した。
総合満足度を構成するファクター5項目のうち、「営業窓口の営業対応」「開通プロセス」「サービス内容/品質」および「障害・トラブル時の対応」の4項目において、競合他社を上回るトップ評価を獲得した。
- (9) 高尾山の国有林で 森林間伐ボランティア活動
12月4日、CSR環境推進室は、八王子市の高尾山で社員とその家族約20名が参加し、杉やヒノキの間伐作業を体験した。高尾山での森林保全活動は「Green
Road
Project高尾山Walk」とも連携しており、KDDIは、今後もこのような活動を通じて、全国の森林保全活動に取り組んでいく。