会員 磯村栄一 の寄稿:

4等級 になった?マックホルツ彗星

450mm望遠レンズ装着

01/05 23:00 fl:450mm 相当 * 望遠レンズ装着

1200mm 相当望遠鏡鏡筒装着

01/07 23:00 fl:1200mm 相当 * 望遠鏡鏡筒

 新聞でも紹介されていた話題の彗星ですが、市街地の灯火で空が明るい町田市郊外で辛うじて撮影出来ました。X字状の尾を伴っているのだそうですが、天体望遠鏡をカメラに直結し、やっとの思いで微かな尾を捉えることが出来?ました。磯村の知識レベルでは 「太陽に近いところで明るくなる」 程度の大まかなことしか判りませんが、これまで朝夕に見た彗星に比べ、天頂近くの 「すばる」 付近を移動中のマックホルツ彗星は太陽からかなり離れています。 口径5cm、20倍の双眼鏡で核の部分がぼやっと見えます。(01/16 20:00)
 このコーナーでお馴染みの来田さんに比べ、撮影環境、撮影技術が劣りますが、新しいシステムを導入しました。パソコンとカメラを IEEE 1394 ケーブルで接続し、パソコンでカメラを制御します。煩わしいシャッター操作から開放され、暖かな車内で寛げました。
 7日の画像は、12枚を彗星の動きに合わせて合成したものです。そのため、恒星は線状にずれて写ります。
 大きい写真は ここをクリック して下さい。
共通撮影データ:来田先輩に画像処理のご指導を頂きました。
  FujiFilm SP2 Pro に望遠レンズ、20cmΦ 天体望遠鏡使用 ASA 800 露出30秒 4枚、12枚を合成処理。
* カメラ CCD チップのフォーマッティング特性上、35mm フィルム換算で焦点距離が5割増になる。

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