季節の風景:都忘れ

季節の風景: 都忘れ

日本原産の、薄紫や青紫、白など、直径2センチほどの小さな花。名は、順徳上皇が承久の乱で流された佐渡で詠んだ
「いかにして契りおきけむ白菊を都忘れと名づくるも憂し」
なるお歌に由来するという。
いま「ミヤコワスレ」と呼ばれる花は深山嫁菜(ミヤマヨメナ)の園芸品種であるとのこと。別名「野春菊」、「東菊」。

花言葉には「穏やかさ」「しばしの憩い」などがあるが、
「別れ」、「短い恋」もある。