季節の風景:初秋の陽を浴びた瓢箪

季節の風景:初秋の陽を浴びた瓢箪

原産地アフリカ。7月頃白い花を咲かせ、初秋にあの独特な形の実をつける。5センチ位の極小千成瓢箪から高さが2メートルを超えるジャンボなものまである。「ひさご」、「ふくべ」とも呼ばれ飾り物や酒器として愛されている。秀吉が、金の千成瓢箪を旗印や馬印に用いたことは有名だが、瓢箪好きな風変わりな少年を描いた志賀直哉の小説「清兵衛と瓢箪」も味わい深い。

花言葉: 「幸福」 「夢」 「円満」

 通るたび わざとゆらして小瓢箪  福原良重