季節の風景:春の喜びを告げる三色すみれ
英名はパンジー、フランス語ではパンセ。蕾が考え 込んでいる人の様子に見えることに由来。愛の神 キューピッドの放った矢がはずれて純白のすみれに 当たり、その傷で三色すみれが生まれたという伝説 がある。昭和期の洋画家、岡鹿之助は、この花を モチーフとした幻想的で美しい絵を多く残している。 パンセという名にふさわしい静けさの漂う不思議な 花の存在感が感じられる絵である。
花言葉: 「物思い」 「私を思って下さい」
ふりむけば三色すみれ晴れ晴れと
黛まどかの俳句ギャラリー