季節の風景:春を告げる花「福寿草」
福を招来する花として喜ばれる。元日草として 珍重されるが、これはハウス栽培で本来の花期 は2〜3月。別名アドニスはギリシャ神話の女神 アフロディテが、猪の牙に刺されて亡くなった アドニスの血を小さな花に変えたことに由来する とか(あちらの花色は赤)。高知・大豊町の山 の斜面には5万株以上の福寿草が自生し、花の じゅうたんが広がる。根や茎は有毒。
花言葉: 「永久の幸福」「幸せを招く」「回想」
日のあたる 窓の硝子や 福寿草 永井荷風