季節の風景:勇気をくれる大きな木
根を張り、たおやかな枝をいっぱいに拡げた大きな木を
見ると安らぎを感じる。シェル・シルヴァスタインの「The Giving
Tree (寛大な木)」にあるように、子供の時代から大人に
なるまで、木はいつも無償の愛で、私たちを見守り、生きて
いく上での一番大切なことを それとなく教えてくれる。
晴れた日も、雨の日も、雪の日も、風の日も、威風堂々と
ゆるぎない姿で立つ大きな木。 「2009年もきっと佳い年で
あるから」 と、励ましてくれているような。
(写真は 世田谷美術館の庭に立つクヌギの大木)
雑木林小鳥きて年重ねけり 村上しゆら