<こんにちは k-unet です>
No.88 2009/2/18
担当:佐藤 敏雄
k-unet会員の皆様、こんにちは。ようやく春めいてきました。バレンタインデーの前後、夏のような天候が続きましたが、また寒さがぶり返してきました。皆さんお元気でお過ごしのことと思います。それにしてもこの1ヶ月間、世の中では目まぐるしく色々なことが起こりましたね。
米国ではオバマ大統領の就任式があり、大規模な財政出動もようやく可決され、本格的な政権活動が始まったようです。それにしてもあの就任式の人の波。厳寒の中、200万人と伝えられた人並みが、キャピトル(国会議事堂)からワシントンモニュメントまでの広いモールを埋め尽くしました。あのエネルギーは凄い。Yes, we can. この合言葉が本当に実現できるかどうか、イラク撤退、アフガン支援などがどのように行われていくか注目されます。
昨日はヒラリー・クリントン国務長官が来日。最初の訪問国として日本を選び、拉致家族とも面会されました。その手腕に期待したいものです。
振り返ってこの国では、財務大臣の「風邪薬?」に酔って朦朧とした姿が、全世界に放映されてしまいました。何とも情けない姿でしたね。二転三転、とうとうお辞めになってしまいました。その前座として繰り広げられた麻生さんと国会の「漢字遊び」! 小泉さんではないが、笑っちゃいますね。給付金を下さるために莫大な経費がかかるとか。2兆円をまとめて有意義な施策に使ったほうがよいのではないかと思います。
航空事故が2件。何といっても1月15日、バードストライクとかでエンジンが止まってしまった飛行機を無事マンハッタンのハドソン川に着水させ、乗客乗員155名が全員無事救助されたことが印象に残っています。僅か3分間という残された時間であの的確な判断を下し、見事な操縦技術でハドソン川に着水。最後まで残って機内を2度見回り、一人の死傷者も出さなかったUS Airways の Sullenburger 機長。その沈着な行動は、厳しい訓練に裏打ちされたものでしょうが、ただただ驚くばかりです。機体は事故から約1時間後に川底に沈んだそうです。
どこかのテレビが伝えていました。救出された直後、「ちょっとしたことがあって遅くなる。夕食はいらないよ」と奥さんに電話し、静かにコーヒーを啜っていたとか。これがまた何と憎いことか。
一方、同じニューヨーク州での航空機事故。2月15日、ナイアガラ空港の近くで、あのボンバルディア機が氷雨下の悪天候で住宅街に墜落。50数名の乗員乗客全員、ほか住民が犠牲になってしまいました。
k-unet からのお知らせ
(1) k-unetの動向
現在の会員数は475名。前号以降、2月半ばまでに新しく入会されたのは、関根 勝昭さん、久保 和夫さん、平田 哲矢さんの3名です。
(2) これまで<こんにちはk-unetです>並びに訃報などの同報配信では、セキュリティに配慮してテキスト形式でお送りして来ましたが、文字画面をより読みやすいものとするため、4月からリッチテキスト形式でお送りすることを2月6日の世話人会で決定しました。適用は太字の使用など文字情報に限ることとします。
(3) k-unet 総会を4月3日、東京の新宿区四谷地域センターで開催致します。総会の後で行われる恒例の講演は、京都在住の池田佳和さん(元KDD研究所、現在、大谷大学教授)にお願い致しました。ITに関する最新の話題や京都の生活など、楽しい話題を提供してくださるに違いありません。ご期待ください。詳細は決まり次第お知らせ致します。
(4) 「k-unet 関西地区」が発足しました。現在、関西地区には50名ほどのk-unet会員がおられます。昨年秋ごろから有志の方々が集まって情報交換を行い、正式に活動を開始する事が決まりました。早速、4月19日(日)梅田駅前の大阪市立総合生涯学習センターでパソコン研修会が開かれる予定です。関西圏在住の会員には、別途k-unet関西地区の世話人さんから詳細をお知らせ致します。
なお、「k-unet関西地区」に対するk-unetとしての今後の支援策については、総会で承認された後、決めてまいります。
(5) パソコン研修会の予定
次回研修会は3月26日(木)、町田市の「まちだ中央公民館」で開催の予定です。テーマは「パソコン新製品情報」です。ミニ・ノートなどの新製品、Solid State DriveやUSBメモリーなど半導体メモリーの価格低下、Vistaの次のWindows OS、新しいCPUの登場など、興味ある話題満載。
KDD同友会からのお知らせ
4月23日(木)、定例幹事会が飯田橋のホテル・エドモントにおいて開催されます。2008年度の決算報告、新年度の予算および現幹事の任期終了に伴う新幹事の選出選挙などについての審議がなされる予定です。
スギ花粉が舞い、黄砂も飛んできたり、気温の変化が激しい日が続きます。くれぐれも健康に気をつけてお過ごしください。
次回、3月号は、佐藤 秀夫 世話人が担当します。
以 上